・・ : H22年おける診療点数改正方向
投稿日時: 2009-11-6 15:40:00
カテゴリ :診療報酬
中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第144回 11/4)《厚労省》
厚生労働省が11月4日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、調整係数の廃止と新たな機能評価係数の設定について、DPC評価分科会において「救急医療」や「チーム医療」などの特別調査を実施したことから、その結果が報告された。また、病院勤務医が行っている業務のうち、(1)薬剤の投与量の調節(2)静脈注射(3)医療機器の管理―などは、看護師等の医療関係職が担うことが可能である。一方、看護師等の医療従事者が行っている業務のうち事務職員等との役割分担が可能とする内容も提示。その上で、有効な病院勤務医の負担軽減策として、現状や課題、現行の診療報酬上の評価(概要)等をまとめている。このほか資料では、精神医療やこれまでの宿題事項について取りまとめている。なお、会合終了後の記者会見で、厚労省医療課の担当者が「来年度改定は予定どおり4月に実施する」考えを強調している。